
14年前に買ったブラウンシェーバー5413。この手のシェーバーは3年くらい使うと内部バッテリーがへばってきて、修理に出さねばならなくなる。内蔵の充電池はこの写真を見てのとおり、エネループのようなやつがはいっているだけだから、ユーザーが電池交換できるような作りにしておけばいいのにと思うんだけど、修理に出すしかないのはどこのメーカーでも同じだろう。修理代が5000円から1万円。人件費や修理工場からの送料とか、電池だけではなく刃も新品に交換してくれるとか、髭のそりかすや垢がたまったばっちいシェーバーを修理する人の心情などを考えると、ぼったくりとは思わないのだけど、シェーバーの売値から考えると、やっぱり割高感があるのも事実なのであった。
私はある時からひげを伸ばすようになって、それとともにシェーバーも使わなくなり、電池がヘタったあと修理にも出さす放置していたのだけど、最近ふと目についてこのままゴミにしておくのももったいないなと思った。ネットを調べると、ありがたいことにシェーバーを分解する様子を写真で公開してくれている方がいたので助かった。この手の修理は蓋をあけるまでが大変。巧妙な作りになってきて、内部構造を知らずに闇雲に蓋をあけようとすると、プラ製のケースや部品を破損したりすることも多い。蓋をきちんと開くことができれば「勝ったなガハハ」なんよね。
古い電池をハンダごてをあてて取り外し、新しい電池はエネループに交換。電池に直接リード線をはんだ付けするのはあまりよい方法とは言えないけど、ほかに方法もなさそうだからまあよしとする。元通り組み立ててて修理完了。エネループは近所のケーズデンキで2本で1000円したのだが、あとからアマゾンを見てみたら2本で500円だった。チッ!
電池を交換してから、しばらく使い続けているが(あんまりひげそりの必要もないんだけどね)、問題なく動いている。14年前に比べれば充電池の性能も上がっているだろうから、新品のころより長時間使えるようになったかもしれない。
最後に、自分で修理したなら、なにがあっても自己責任だからね。電池はたまに爆発することもあるから、怖い人はメーカー修理へどうぞ。