2019年12月24日

千林商店街が衰退していた

 一週間ほど大阪に帰省していた。
 大阪は横浜より自転車にのってる人の数がずっと多い。路駐の自転車の数はぱっと見だけで3倍くらいはある。しかし、電動アシスト自転車はほとんどみかけない。変速機のついた自転車すらほとんどみかけない。市内は平坦で坂がほとんどないのであまり必要とされないらしい。
 千林商店街に行ったら、あちこちに閉店の張り紙が出ていて、歯抜けの商店街になっている。一昨年はまだこんなになってなかったと思うのだが、今年になって閉店が続いたようす。
 テレビなどのニュースでは景気がいいふりをしているけど、肌身で感じる景気は落ち込んでいく一方だな。横浜も個人商店はばたばた閉店していってるし。オリンピック前でこれだから、終わった後はどうなるのやら。
投稿者: 大澤義孝  | コメント(0)  | 日記

2019年12月07日

電動アシスト自転車

 ご縁のできた合気道場が、自宅からはとてもアクセスの悪い場所にある。電車もバスも乗り換えが必要でコスパが悪い。しかし、自転車ならすぐに行けてしまう距離なのだった。そして、自分ちのそばの駐輪場も空きがあって、自由に使える状況。ちょっとまえまではふさがっていたんだけどね。
 それで自転車が欲しくなり品定めを始めた。最近流行りのロードバイクはかっこいいけど最初から論外。以前、大家さんが持っているのを借りて乗ってみたことがあるのだけど、スピードは出るけど、荷物を入れるカゴも荷台もついていないし、つねに前傾姿勢を取って乗らないといけなくて、普段乗りにはまったく適さないものだった。完全にスポーツ仕様なの。
 やっぱりママチャリがいいや。車重が軽く錆に強いアルミフレーム製がいいかと思ったのだけど、普通のママチャリが1万円台で買えるのに、アルミのやつは4万円くらいする。軽いといっても通常22Kgくらいのものが20Kg程度になるというだけの話で、見た目も性能的にも普通の自転車と大差はなさそうだ。高価なくせにぜんぜんワクワクしない買い物。
 そんなとき、ジモティで中古の電動アシスト自転車が出ているのを見つけた。前述のアルミ製自転車と同じくらいの価格。これは自転車屋が売ってる品なので見に行ってみた。電動アシストというのは、ペダルを漕ぐときに加勢してくれる機能で、電動バイクとは違い、ペダルをこがないと前には進まない。
 試乗させてもらった。この自転車屋の裏側は丘になっていて、急な坂道が続く住宅街。こういう場所では電動アシストがあるのとないのでは大違い。到底、普通の自転車では降りて手で押して上がるしかないところでも、すいすいと登っていけるのだ。ペダルが重くなる場所で、後ろから誰かに自転車を押してもらっているような感覚。チャイルドシートつけた電チャリがママさんに大人気なのもよくわかる。重たい荷物をのせながら軽々と運ぶことができるからだ。
 これを知ると、アシストなしの普通の自転車を買う気がしなくなった。この店は坂の多い住宅街のそばに店を構えて、電動アシスト自転車を売りまくっているらしい。
 私が住んでるのは比較的平坦な道が続く場所だが、少しはなれると横浜は坂道が多い。急な坂や、だらだらと長く続く坂道がたくさんあって、自転車だとちょっとつらい。さりとて原チャリだと交通ルールが厳しくなるなどハードルが上がるわりにはコスパや利便性がいまひとつ。足腰を鍛えられるからなどと、長年自転車を所有せずに来たのだけど、人生ではじめて電動アシスト自転車を買ってしまった。
 しかし、何日か乗っているといくつかデメリットも見えて来た。車体が26Kgと重く、駐輪するとき少し扱いづらい。電池が切れるとペダルの重たい残念な自転車になってしまう。寒いときは電池の性能が落ちるので、取り外して室内で保管し、乗るときは取り付けるといった手間がかかること。
 徒歩の散歩は、ゆっくりと町の様子を観察しながら歩く。新しい店ができたとか、潰れたとか、今日は祭りか、のぞいていくか、などと気の向くままだが、自転車だと駐輪場がなくて寄り道できないことも多い。自転車だと自宅と目的地といった二点間の移動でのみ物事を捉えてしまう。「2ついいことさてないものよ」ってことだな。
投稿者: 大澤義孝  | コメント(0)  | 日記