2020年09月23日

ずいぶん更新をさぼってしまった

 ずっと本を読んでいた。「ベルゼバブ」からはじまって、国内で出版されているグルジェフ関係の本はぜんぶ読みつくそうと、たむたむと読んでいき、だいたいすべて読みつくした。半分くらいは過去に2回以上は読み返している本だったが、残り半分ははじめて読むものだった。
 もっと早くに読んでおけばよかったとも思う反面、今程度の読書力というか認識力が備わって読んだから、よく理解できたと言えるところも大きくて、若い時に読んで理解していたことは浅かったように思う。グルジェフもウスペンスキーも、その弟子たちの本も、著者がかなり歳をとってから書かれた本がほとんどなのと、弟子たちはハイソな人々が多かったというのもあって、内容がよく練られていて、どの本を読んでもはずれがなかった。私は本を読むときは必ず、その本の著者が何歳のときに書いたものなのかをチェックする。文章にはかならずその人の年齢相応の限界というか絶望が読み取れるもので、そこらへんが極端にはずれている本は、なにかがおかしい。

 さてと、私は最近、どうも表には開かない。表現欲求というものが希薄になってしまった。歳なんだろうな。ホムペもブログもだらだらと惰性で続けている。ばーっと捨ててしまえばいいんだろうけど、、、、

 そうそう、断捨離をはじめたのです。沖ヨガの沖正弘が提案した「不要なものを減らし、生活に調和をもたそうとする思想」ということになっている。私の本棚に沖正弘の本が二冊残っていて「ヨガによる病気の治し方」。昔、ヨガを習いはじめたとき先生オススメの本だったけど、さて断捨離について書かれていたっけな。

 あらためて部屋の中のものをチェックしていくと、いらんものが増えたなあと。いや、昔はいるものだったけど、時間とともにいらないものに変化してしまったんだな。必要なものか不要なものかは時間が教えてくれる。しかし、ゴミを捨てようとすると、やれ分別しろだの、収集回数が少なかったり、粗大ごみは申し込み制で回収日は一ヶ月以上先とか、ゴミ収集局まで持ってこいとか、都市が便秘になっているようだ。都市も病気なのだろう。これでは景気もよくならんだろうな。
投稿者: 大澤義孝  | コメント(0)  | 日記