2014年10月07日

畳の裏返し

 畳を張り替えてから数年経過したので、畳屋さんに畳の裏返しをしてもらった。ほとんど新品みたいになって青畳が復活。カッターナイフを落として穴を開けてしまったところはどうしようもないと思っていたんだけど、戻ってきた畳をみると穴が消えてる。畳職人さんいわく、「裏まで穴はあいてなかったよ。上等なゴザだったからよかったね。安物だと簡単に貫通するんだけどね。いい買い物しましたね」。あらうれしや。真新しい畳はさわやか!

 畳屋さんを呼ぶ前の話なんだけど、別の畳屋さんが「裏返ししませんか」としつこく電話をかけてきてたのね。そろそろやってもいいころだなと思っていたんだけど、なんだかんだと引き延ばしていたの。でもあまりにも熱心だから(一年以上ラブコールが続いた)、ほんじゃあ見にきてちょと返事。
 それで下見に来たんだけど、さっきの穴を見つけたとたん、「ダメです、無理です、できません」。「こんな小さな穴、ガムテープでも張って裏返せば無問題でしょ」といっても無理の一点張り。「裏返したあと強く引っ張るのです。そのとき破れることがあるからだめなんです」。「まあ、そうなったときはこの一枚は張り替えってことでどうかしら。文句いわないからさ。なんなら念書を書いてもいいけど」。「ダメです」。
 そこまで無理ならしゃーないわとお引き取りいただいて、今回の前に依頼した畳屋さんに穴の写真を見せたら、この程度ならまったく無問題という返事。そんでその通り無問題だった。しかも工賃もだいぶ安かった。
 電話で営業かける店なんてやっぱだめなのかな。多分、みんな分業になってるのかも。電話でお客を引っ張る人。下見して見積もり出す人。畳職人。それぞれ横のつながりはなくて、大企業みたいなやり方をしてる。下見する人は「穴があいてる場合はダメ」ってコマンドを与えられて動いているだけなので、職人の現場のことなんかなにもしらない。あるいは秘密兵器のような畳張り替えロボットにやらせている可能性もありそう。だらか融通はまったく利かない。
投稿者: 大澤義孝  | 日記