2015年04月17日

Apple Watchはなにをめざしてるのだろう

 Apple Watch発売のニュースを見た。これをつかってムーンボイドを知らせる腕時計アプリを作ることができるはず。(だれか作ってw)
 ただAppleWatchはバッテリーが24時間持たない。24時間すら時を刻めない時計なんて、時計じゃないと思うんだけど……。
 ずいぶん前にボイド時計をマイコンで作ったとき、時計に求められる機能について色々と考えさせられた。
市販の時計をみると、正確な時を表示するのが第一で、複雑な機能をもった時計はほとんど無い。高次機能の搭載よりも、高精度化と省エネ化に技術が注ぎ込まれている。目覚まし時計は単三電池で1年以上動くし、腕時計は太陽電池で動作したりする。これって自分で作ってみるとわかるけどすごいハイテクだったりする。時計を作ることは簡単でも、省エネ時計をつくるのはとても難しいことだ。
 時計は休み無く動きつづける必要がある。だから高次機能の追求よりも、ランニングコストを下げることや、長年壊れない堅牢性、正確さ(わずかでも狂う時計は、長く動けば大きく狂う)が優先的に求められる。
機械式時計の時代から何百年も追求されつづけてきたことだし、今も追求されつづけている。
 天体位置、高度や方位、気圧や気温、体温などの表示といった、高次機能を搭載した時計は、これまでもあったけど、あまり広くは普及しなかった。作れなかったわけではなく、あまり必要とされなかった。時計は時さえわかれば、ほぼ充分必要性を満たすものなのだ。
 AppleWatchは時計業界が長年かけて極めてきた省エネをばっさり捨て、時計業界があまり重要視しなかった高次機能の発展をもくろむ商品というわけ。腕時計としてみるとほとんど価値がないように思える。アップル社はなにを目指しているのかしら。どうなっていくのかしばらく様子を観察してみたい。
投稿者: 大澤義孝  | コンピュータ