2015年04月18日

水を運ぶ酒屋の謎

 お茶会をするいつもの喫茶店に行く途中にスーパーのイオンがある。そのそばに酒屋があるのだが、その店先に20個くらい大量に灯油のポリタンクが並んでいるのをこれまでに何度も目にしていた。店の従業員がそれに水を入れてどこかに運んでいくのだった。酒屋がなぜ水を扱っているのか永いこと疑問に思っていた。
 酒屋が酒瓶をたくさん運ぶのはわかるけど、水の入ったポリタンクを大量に運ぶのは解せない。店の敷地から売り物になるような美味しいわき水でも出ているのだろうか。造り酒屋なら酒を仕込むのにおいしい水が欠かせない。けれどこの酒屋、品揃えは豊富だけどただの小売店だし、汲んでいる水は蛇口から出てくるごく普通の水道水みたいだ。いったいどういうことなのだろう。
 気にはなるものの、タイミングがあわないと聞きづらいもので、なかなかよい機会にめぐまれなかった。今日はちょうど水くみの現場に出くわしたので、ここぞとばかりに訊いてみた。

 横浜駅の近く、川沿いの路上に屋台の飲み屋がたくさん並んでいる場所があるのだけど、その場所には水道がない。(行政上の理由だと思うけど)そこに新しく水道を引くこともできないらしい。
 しかし料理を作ったり皿を洗うのに水は必須。つまりそこの屋台に酒を納品するとき、水も一緒にもっていく約束を交わしているんだって。事情を聞いて納得。長年の謎がやっと解けた。すっきりした。
投稿者: 大澤義孝  | 日記