2015年05月01日

王将のギョウザ

 実家の近所に私が小学生のときから店を出している王将のギョウザを食べた。これは私のソウルフードで、大阪に来ると食べたくなる。昔は店員が手作業でせっせと餃子を作っていたのをおもいだす。山積みされた餃子のタネをすごいスピードで包んでいくのね。まさに職人技だった。今は工場で一括生産らしいけど。

 土地のものを食べると、そこの土地にコネクトする。旅行にいったときその土地に降り立ったら、儀式としてそこの地元のものを食べる。土地神様と繋がるための儀式だから、そこの土地固有の食べ物ものがいい。高級品である必要はない。駅前の立ち食い蕎麦でもいいわけ。その土地でとれた素朴なものを食べる。全国どこにでもあるファーストフードやコンビニ食はこの趣旨に反する。(王将も全国規模の店になりつつあるようだけど、まあ大阪王将は大阪の味ということでいいじゃん)。
 すると、そのあと不思議と旅がたのしくなる。つまらないトラブルにまきこまれることもなくなる。おいしいお店がみつかったり、隠れた名所をみつけたり、土地と自然が人々が自分にほほえんでくれる。ちょっとしたおまじないだけど私はかならずやる。

 王将はあるときからブランド名で争いがおきて「大阪王将」と「餃子の王将」の二派にわかれた。詳しくはおぼえてないけど親族経営での喧嘩が原因だっけか。実家近所の王将は大阪王将だったようだ。それまでは二派あることもしらず「王将」としかおもってなかった。
 餃子の王将は横浜桜木町や関東圏でもよくみかけるのだけど、そこの餃子をたべると「これじゃない感」がする。そんなに大きな違いではないんだけど、やっぱりガキのころに刷り込まれてるせいか大阪王将のほうがおいしく感じる。なんかこう、、、香りと歯触りがいい。
投稿者: 大澤義孝  | 食べもの