2015年05月31日

オクターブの法則と読書

 昨日のお茶会には「蛇は再び立ち上がる」の著者の蛇原氏が来て、ぜんぜん著書とは関係ないけどw、株式投資の厳しい世界を教えてくれた。上がり下がりの額が大きく、百万単位の資金があっというまに三分の一になったりする。競馬でちょと負けたくらいたかがしれている。FXはすざまじくて、資金が30万に増えたと喜んだもつかの間、気がつくとマイナス9000万の借金という人もいるという。こわいわー。
 それからグルジェフの言う「三の法則・七の法則」についての説明をリクエストしていた人がいたので「奇跡を求めて」を読み返して整理して臨んだんだけど、リクエストした本人は本すら読んでいなかった。読んでも眠たくなるとかいって。がっかりだよ。相手がもってる知識に応じて、話もできるわけだからね。
 もうずいぶん前のことだけど、X氏にそういうことをぐちってた人がいた。「集まりを開いているけど、だれも本を読もうとしない。なんなのよ、これは」と。そしたらX氏いわく「千人に一人くらいしか、本を読む人はいないから」とさめた返事だった。
 私にも読書が苦手な時代があった。読むためのコツは色々あるけど、読書は結局慣れだと思う。無理やりでもよむしかない。
 オクターブの法則(七の法則)が説いているのは、なんらかの計画をスタートさせて、物事が進展し完遂に至るまでに、その計画がくじかれてしまう地点が二カ所あるということだ。その地点をインターバルと呼ぶ。
 たとえば本が一冊あり読書を始めると、すぐに読むのを止めたくなる地点が来る。そこをなんとか乗り切ると、しばらくは順調に読書が進むが、終盤になってまた読みたくなくなる地点がやってくる。それも乗り切れば完読できるということ。
 インターバルは物事の進展が阻害される要注意ポイントなんだけど、そこを乗り切るためには普通は自分の意識的な努力によって力を生み出すしか方法はない。時として山をも動かすような決意と努力が必要なこともあって、読書が苦手という人はつまりそういうことで、インターバル超えがあまりに大変だと感じるから止めてしまうわけ。そしてこれまで通り知識を知らないままの生活が続く。そして無意識に自分で規定してしまった限界の枠から出られない。
 ではどうすりゃいいのっていうと、無理やりでも読めばいいんだよ。読書ならその程度の努力で済んでしまう。(文盲だったりすると、話はもっともっと過酷になるけど、普通の人は問題ないはず)。
 しかしそれでも本を自発的に読む人が千人に一人しかいないとすると、それはいかに人が変わることが難しいか、人の生は決定論でできていて、めったなことでは変わらないことを証明しているとはいえまいか。
投稿者: 大澤義孝  | オカルト