2016年08月28日

寒卵酒ふたたび

 今年の1月の終わりに寒卵酒を仕込んだ。前回は少量生産だったが今回は標準量で。このとき鈴卵というちょっと上等な卵を使った。普通の卵より色が濃く、仕込んだ寒卵酒は濃いオレンジ色をしていた。気温が低いときは分離していたが、4月になると分離は消えて均質になりクリーム色に変化した。味見をするとまだアルコールのカドが取れていない。6月に味見したときは、前よりはカドがとれたがまだもう少し。たまごの生臭さも少しある。昨日味見するとカドも取れ生臭さも感じなかった。寒卵酒の熟成には6ヶ月ではまだ少し足りず8ヶ月目からが飲み頃らしい。
 高級卵で造った寒卵酒はおいしくなるのかどうかは分からなかった。普通の卵でつくったものと比べでもしないかぎりわからないだろう。普通の卵で造った寒卵酒はとっくに飲んでしまって残ってない。普通のたまごでつくったので充分ではないかな。できるだけ新しいたまごをでつくることが重要かもしれない。
 この日、今年仕込んだ梅酒の味見もしたのだが、寒卵酒というのはうまみを味わう酒だと思った。梅酒はもちろん酸味と香りを楽しむ酒。寒卵酒にはたまごのうまみと卵油のまったりした味わいがある。バニラアイスにかけてたべるのもおいしい。
 果実酒はみんな甘酸っぱい味と相場は決まっているし、梅酒があれば他の果実酒はつくらなくてもいいと思えるんだけど、寒卵酒は果実酒とはまったく別方向なので造る気になれる。
投稿者: 大澤義孝  | 健康酒