2018年06月07日

「タロットの謎」という本を出します

 昔、祐天寺タロット研究会のころにやっていたマルセイユ版の謎解きについて書いた本です。
25年もかけてやっと一冊の本にまとめることができました。前作「幽体離脱トレーニングブック」の後から書き始め、5年もかかってしまったけどこれでやっと重荷をおろせた。
 「タロット占い」の本ではないので、お間違えの無いように。「占い方が書いてなかったので☆一つです」なんてレビューは勘弁してちょ。占い師になりたい人は別の本を当たってください。
 「幽体離脱入門」に書いたけど、五芒星の追儺儀礼で大天使が降りてきて死にかけたあと、不思議とタロットへの感受性が高まってカードが寓意していることが次々とわかるようになったのね。といっても、オカルトや電波やミラクルな話ではなくて、言われてみれば当たり前のようなことなのだけど、言われるまではなかなか気づかないといった性質のもの。気がつくと「あっ、なるほどそういうことか」と誰でも手を打つようなこと。

 タロットってどうしてこの順番で並んでいるの?
 全体ではどんなお話になっているの?
 カードとカードがつながってるのは感じる。でも詳しくはわからない。

 タロットが好きな人は、こういう疑問をもったことが必ずあるはず。でもそれを書いてある本ってほとんど無いはず。あってもだいたい宗教的すぎたり、「統失か、おまえは」と言いたくなるようなわけがわからない説明がならんでいたりする。あるいは似たり寄ったりのタロットの歴史と占い方と占い用の解釈がならんでいるだけの退屈な本ばっかし。おっと、他の本の悪口はやめておこう。おめでたい出版記念投稿だ。
 これまでのタロット本とは一線を画した斬新かつおもしろい本になったと自負しています。作者がそういう本はたいがいマニアックすぎて売れないのかもしれないけど(笑)。ここ一・二年の出版業界の業績悪化はほんとにひどいらしく、本書の出版部数も少なめ。はやめに押さえておくことをおすすめします。↓↓↓↓↓


 本書は目から鱗のタロット紙芝居からはじまります。大変とっつきのよい本です。「あっ、なるほど!」と思った方はこの本と相性抜群。あなたの知りたかったタロットの奥義がここにある。

 タロット本の解説はほとんどの場合、結論だけしか書かれていない。「このカードはほにゃららを意味している」とか。そしてたいがいは理由の説明はないわけ。ちまたのタロット本はこういう押し売り解説ばっかなの。「おまえがそう思うんならそうなんだろ。おまえの頭の中ではな!」と言ってやりたくなるものばかりだ。そんで本書はそういうのばっかなのをやめて、極力理由も説明しながら図像を読み解いていきます。

 本書はタロットの構造やカード間の相互関連性について解き明かしたあとで、様々な物語の中にタロットの構造が息づいていることを説明します。たとえば、聖書とタロットは密接に関連しています。かなりのページ数を取って詳しく解説しました。
 本書ではヨハネの福音書と出エジプト記が関係していることを解説しています。タロットはなにか一つの絵物語というわけではなく、いろいろな物語の絵物語なのです。

 それと、幽体離脱にもからめて、タロットが黙示する死後世界や輪廻転生、死んだらどうなるの的なことについても切り込んでいます。もちろん死後のことは、たとえ幽体離脱したところでわからないとしか言えないのだけど、世界中に伝わる死後観の神話・伝承と幽体離脱体験とタロットと重なることで見えてくるものもあるのです。
 タロットには西洋的な思想と東洋的な思想、両方がほのめかされているのです。
投稿者: 大澤義孝  | コメント(0)  | 日記
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