2020年05月21日

注目すべき人々との出会い


P1050439.jpg


 グルジェフの「注目すべき人々との出会い」を読み返している。グルジェフはけっこう酒好きらしく、カルバドス(リンゴのブランデー)とかコニャック(ブランデー)とかマスティカ(樹木から取った芳香樹脂のリキュール)などの名前がちらりほらりと出てくる。
 この本にはグルジェフの生い立ちが書かれていて、アルメニアで育ったということになっている。アルメニアの酒については書かれていないのだが、代表的なものとしてアルメニアン・ブランデー「アララット」というのがある。アルメニアの地酒。
 アララットというのはアララト山から来ていて、ノアの方舟が漂着した山のことだ。標高5137メートルのこの山は、元はアルメニア領にあったが戦争で取られて今はトルコ領になっている。両国は今も断交中。日本でたとえるなら富士山をどっかの国に取られてしまったような状況かな。
 グルジェフが育ったアルメニアは、聖書の物語の舞台ともいえて、世界で初めてキリスト教を国教化したことで有名。
 今はネットがあるので、本に出てくる地名で検索すれば、すぐに地図が出てきて現地の写真も見ることができる。グルジェフが家族と暮らしていたというアレキサンドロポル(現在は「ギュムリ」)の町も、ストリートビューで歩き回ることができる。グルジェフが旅をしたという、アジア大陸の奥地、サルムング教団があるらしいトルキスタンの写真も見られる。一生行くこともなさそうな場所だけど、写真が見られるだけでもありがたいことだ。昔、この本をはじめて読んだころは、ほとんど情報が無かった。
 グルジェフによれば「知識が大量に放出される時代がある」という。それはひっくり返せば、知識が簡単には手にはいらなくなる時もあるということだ。きっと今は、大放出の時代なんだろうな。しかし、それはいつまでも続かないかもしれない。
 グルジェフを偲んで「アララット」をポチッた。ブランデーなんてほとんど飲んだことがなく比較対象も知らないので、味の善し悪しはよくわからないのだけど、いい香りだし普通に飲めるからおいしい酒だろう。つまみには、チョコレートがよく合う。自家製の三年ものの梅酒とブレンドして炭酸で割ったらすばらしい味。
 この酒の特筆すべきところは、アッパー系の酔い方にある。グルジェフ流に言うなら(ジョンCリリー流というべきか)意識を〈水素24〉に持ち上げてくれること。アルコール飲料と一口にいっても、意識にもたらす効能はそれぞれ違うんだな。アララットは上質な〈水素〉を含んでいる。
投稿者: 大澤義孝  | コメント(0)  | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。