2020年05月23日

ピエール・マドニエ・タロット

P1050440.jpg
 コロナの影響で通販できなくなっていたピエール・マドニエ版。国内では値段が釣り上がっていたけど、規制が解除されて本家から正規料金で買えるようになった。注文後、フランスから16日かけて到着。タロットを買うなんてひさしぶりだ。
 現存するの最古のマルセイユ系タロットとされていて1709年から販売されていたらしい。絵は最古とは思えないほど鮮明で美しい。これより後に作られたマルセイユ系でひどい出来栄えのデッキはたくさんある。マドニエ版をじーっと見ていると、偽書だったりしてとか、オーパーツだったりしてとか、これより前にも同系のデッキがありそうとか、そんな妄想が心に昇ってきた。
 私はカードの歴史や起源の探求にはあまり強い関心はない。だいたいもう、手がかりがほとんど残ってないのではなかろうか。古いデッキはランゴリアーズがぜんぶ食ってしまった後だろう。
 また、タロットの起源をさかのぼっていっても、玉ねぎの皮むきみたいに最後は芯も残らような気がする。
 だけど、タロットの歴史をまったく無視するのもどうかと思うし、現存するマルセイユ系(タイプ2)では今のところ一番ふるいやつと言われると見ないわけにはいかない。
 大アルカナの図像はネットでも見れるので、小アルカナの図版がどうなっているのかが気になってるのね。コンバー版との違いとか。
 この製品の特筆すべき点は、分厚い紙で作られた頑丈な箱。こんな立派な箱に入っているタロットはめずらしい。ちょうどこれと同じような箱を、マルセイユ版を入れるために自作したことがあるけど、予想外に手間がかかったことを覚えている。きっと価格の半分くらいは箱代かもしれない。ケースのほうがお金がかかっている商品というのはたくさんあるのよ。でもこれは、立派な箱に入っているからこそいい。大切な資料でありコレクションとして買ったので。占いには使わない。
投稿者: 大澤義孝  | コメント(0)  | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。