母の治療状況に動きがあったので再び大阪に来た。
前回、医療ミスがあったことを書いたけど、医師たちは自分らの手にあまると判断したようで、もっと大きな病院に母を転院させる決定をした(今のところでも充分大きい病院だけど)。転院先の病院は巨大な国立総合病院で、私は今までこれほどの規模のものは見たことがない。ありとあらゆる診療科目がそろっている。どんな病気もここで治らないなら、あきらめるしかないって感じ。
「今の病院は母に怪我をさせ苦痛を与え時間を浪費しただけで、肝心の治療はできずによそに丸投げかよ」って思ったりもしたけど、母は二つの病をかかえていて(そのうちの一つは今の病院のミスで発症したように見えてしまうのだが)、どちらの病気もフォローできる総合病院でないと安全な治療ができないというのも現実で、そっちに丸投げする判断はそれはそれで正しいとも思うのだった。意地やプライドで無理して手術を強行なんてあってはならないわけで。
今回すぐに横浜に帰るつもりだったのだが、またしばらく帰れそうにない。