2012年05月12日

マクドナルドの食べ物

 横浜にいるときはあまり食べることがないのだけど、大阪にいるときはマクドナルドをよく利用する。横浜で利用することが少ないのは、生活スタイルと店の場所が関係していて、大阪ではついつい利用してしまう条件になっているにすぎない。
 ハンバーガーをあらためて味わってみると、実によく考えられた食べ物だなぁと感じる。だれもがまずいとはいわない食べ物。辛すぎたり甘すぎたりスパイシーすぎたりしない。熱すぎたり、かたすぎたりしない。私は最近歯を悪くして歯医者にかよっている。歯が痛くてかたいものを食べるのがつらいときでもハンバーガーは苦もなく食べられる。
 母が病気で食がほそくなっているわけだけど、もしやとおもって食べさせてみるとペロリとたいらげた。
 「マクドナルドは病気の子供たちのための療養所を建設してる」とアピールしてるチラシを見て、「病気の子供にマクドの食事なんてありかよ?」などと思ったけど、案外いいことなのかもしれない。
 それからさらに、近所のマクドナルドは上階のほうが、高齢者専用マンションとして分譲されていたりする。「年寄りにマクドの食事なんて……」などと思ったけど、子供のころから食べてる人々は老人になっても抵抗はないのかも。

 マクドの食べ物が体によいとも(ひどく悪いとも)思えないが、それでも食べれば空腹をみたせるし栄養はとれる。ネットではひどい食い物として風刺されるのをよく見かけるのだけど、病気で食欲がなくても食べることができるというのは大きな利点だ。飢え死にしそうなときに出されたら涙ながして食べるにちがいない。
 それなりにおいしくて、スルスルっと胃袋に入る。だからして一つ食べれば充分なカロリーがあるのに、ついつい二つ三つと食べてしまうのかもしれない。

 謎なのが独特の味付け。どうやったらこんな味や食感になるのか見当がつかない。牛丼とか、フライドチキンとか、カレーとか、マクド以外のハンバーガーは、似たような味を自分でも試行錯誤すれば再現できるような気がするのだけど、マクドのだけはできそうな気がしない。ユニークで味のからくりがまったく読めないのだ。とても人工的な味。単純でわかりやすい味だけど、それはコーヒー牛乳のように解釈されデフォルメされ計算づくでつけられた味。
 「宇宙人の味付け」というのが私的には一番ぴったしな感じがする。
投稿者: 大澤義孝  | 食べもの