2016年02月21日

グーグル・クロームキャストを使ってみた

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 前々からYoutubeをレグザ(液晶テレビ)に映したいと思っていた。もともとレグザにはそういう機能が備わっていてネットに接続さえすればよいはずだったのだが、いざつないでみるとそのサービスはとうの昔に終了していた。Youtube側がレグザやその他のテレビからのアクセスを拒否したのだった。(おそらく商売上の政治的な理由からだろう)。

 じゃあどうすればいいかというと、パソコンをレグザに接続すればいいのだけど、双方の距離が離れてすぎているのが問題だった。HDMIケーブルを数メートルも引き回すのはスマートじゃないし、ワイヤレスでHDMI接続する装置もあるけど価格的に折り合わなかった。パソコンではなくテレビで、ごくたまに動画配信を観たいだけなので、あまりコストをかけたくなかったのだ。
 そんなこんなで時がたち、今回入手したのがグーグル・クロームキャストという小さな装置。これを液晶テレビのHDMI端子に取り付けると、そういうことができるようになる。
 見た目はスマートだけど、ACアダプタもついてくる。電源供給しなくていけないのは電気製品原始時代から変わらぬ宿命。
 それからクロームキャストを制御するために、タブレットやパソコンやスマフォが必要。たとえばパソコンでグーグル・クローム(ブラウザ)を使うとき、それをクロームキャストに転送するように指示すると、ブラウズしている画面が液晶テレビに映るという仕組み。ブラウザでYoutubeにアクセスしたらそれが映る。タブレットの場合はクロームキャストを制御するアプリをインストールすると、パソコンと同様のことができるようになる。
 Youtubeの動画は画質も音質もそんなに高品質というわけでもないから、多くは期待していなかったのだけど、画質に関してはVHSビデオ以上DVD以下という印象。けっこうきれいに映る。光回線でもないのにけっこういける。音質もテレビのスピーカーで聴くのであればなにも問題はない。液晶テレビはその形から普通の大きなまるいスピーカーを内蔵できないので、極端に細長い特殊スピーカーを使ったり、極端に小さなものを複数個並列に並べるなどをして無理をしている。これではよい音など望みようがなく、それが平常運転だから気にするなということ。
 今度は液晶テレビの音声出力をサンスイのオーディオアンプに入れて、スピーカーのスーパースワンを鳴らすとどうなるかというと、ステレオではあるけど奇妙に不自然かつ平面的な音だ。劣化音源ってこういう音なんだなあと、珍しい音を鑑賞するような気分で聴いた。しばらく聴いているとうるさく感じる音だ。
 劣化音源というのは、たとえばCDやDVDに入っている音楽のデジタルデータはとても大きいので、ネットで配信されるときやダウンロード販売されるときは、離散コサイン変換という技術でデータを圧縮している。それは不可逆圧縮で、元データの多くを上手に捨てることで、データサイズを小さくする。捨てたデータがあるので再生したとき、元通りの波形には戻らない。元の波形によく似た波形が再生されるだけだ。元の音源より劣化しているといえる。
 Youtubeの音楽をしばらく聴いたあと、CDプレイヤーの音を聴くと、こっちは目が覚めるように普通のよい音がする。
 しかし劣化音源がダメってわけでもない。パソコンの小さなスピーカで、小音量で聴いている限り、ぜんぜん気にならないからだ。ヘッドフォンでもそんなもの。人間というのは四六時中最高品質を求めているわけではないんだな。どうでもいいときは、ほんとどうでもいい。
 大型のオーディオ機器で再生するのは、音波を大きなレンズで拡大するようなものだ。上等な機器は正確に忠実に拡大する。
 きれいな小さな絵を、大きく拡大するとあらが目立つ。きれいな小さな絵を劣化コピーして、それをさらに拡大すると、オリジナルとはえらい変わり様だなとなる。それと同じことだな。
投稿者: 大澤義孝  | コンピュータ

2016年01月28日

楊貴美酒を破棄

 去年の7月に仕込んだ楊貴美酒。ずっと寝かせていたのだけど捨てた。においがよくないのね。チンキのようなにおいがする。一度においを嗅ぐと、そのにおいがいつまでも鼻腔の奥に残る。幻臭のようにいつまでも消えない。それから緑がかった濃い茶褐色というのもなんかきもちがわるい。というわけで味見もせずに破棄。
 どんなに効く薬だろうが、薬酒にするならおいしいことが第一条件だと悟った。
 効き目を第一義に求めるなら、煎じ薬にして鼻をつまんで飲めばいい。生薬のエキスを抽出した顆粒の薬剤もあるからカプセルに入れて飲めばいい。薬酒にするというのは、やっぱり純粋に薬効のみを求めているわけではなく、呑む楽しみを求めているんだと思う。少なくとも私の場合はそういうことだったらしい。
 まずい酒は飲む気になれない。まずい酒を飲むくらいなら、まずいジュースやまずいシロップを飲むほうがましだ。まずい想いをして酔っ払いたくないのだな。バッドトリップしたくないもんね。

 それから前に仕込んだブランデー梅酒についても少々。
 ブランデーで梅酒を作るというのは、はやいはなしインチキ梅酒なんだと悟った。普通の梅酒は長く寝かさないとまろやかにならない。しかしブランデーで梅酒を作ると、すぐにまろやかな梅酒ができる。なぜかというと市販されているブランデーは、たとえ安物でもそれなりにまろやかになるくらいには熟成されている。それに梅を漬け込むのだから、長く寝かせなくてもまろやかな口当たりに仕上がるんだな。
 アル中一歩手前の大酒飲みは梅酒をつけてもできあがるまで待ってらんないわけ。そんなバカヤロ様にもってこいなのがブランデーに梅を漬ける裏技。早くエキスが抽出できるように梅を凍結させて漬けたりすれば一週間から二週間で、それなりに飲める梅酒のできあがり。
 味は決してまずくはないんだけど、ブランデーと梅果汁で作るカクテルと見なしたほうがいい。長く寝かせて味の変化を楽しむような性質じゃない。
投稿者: 大澤義孝  | 健康酒

2016年01月27日

西湯川温泉に祐気取り旅行

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 大寒の日に気学の祐気取り目的で西湯川温泉に旅行。年月日盤すべてが同じになる希有な日で、この日をはずすと当分チャンスは巡ってこないのだった。横浜からは北方(坎宮)への移動で、当日は八白が回座していた。坎宮八白象意らしく、雪に埋もれた山中の温泉街。
 おおるりグループの超格安ツアーで行くことにした。バスの事故が連日報じられているなかで、おおるりの価格設定はやばそうなくらい低価格なんだけど(笑)、なんの問題もなく快適な旅だった。
 おおるりは全国の経営が傾きかけた旅館やホテルを買い取り、それらホテルとホテルの間を往復運行するバスを走らせる。ツアー参加者はおおるりのバスを乗りついで目的に到着する仕組み。おおるりが唯一こだわりをもっているのが温泉の質だという。部屋や食事に期待する人には向かない。
 湯西川温泉では今年は1月末にかまくら祭りがあるんだけど、祭りの前の平日だったので、観光客はほとんどいなかった。温泉街の店はすべて閉店していた。散歩しようにも主要な道路から脇道にそれると、すべて雪に埋もれていて進入不可能で散歩にもならなかった。しかし温泉はよかった。人がいないので広々と独り占め。
 地元の焼肉屋に行って鹿肉料理を食べた。食べ終わってから「地元でとれた鹿なの?」って聞いてみたら「違う」んだって(笑)。
 なんでかというと放射能の影響。西湯川は放射能汚染されていないんだけど、鹿やイノシシなど四つ足の動物は山を越えてどこへでも歩いていく生き物で、福島からやってくるのも混じっていて、高濃度に汚染されている固体がいるんだそうな。だから狩猟してもその肉を売ることは禁じられているという(猟師自身が食べるのは自己責任で勝手らしい)。
 それから福島の人の居なくなった地域では、イノブタが大繁殖して、生態系に深刻な影響を与えているとのこと。イノシシは一度に子供を四匹産むんだけど、イノブタはイノシシとブタのハイブリッドで一度に八匹産む。天敵がいないので増え放題らしい。「このニュースはテレビでしょっちゅう報じられている」と店のおばちゃんは言うのだけど聞いたおぼえがない。ご当地の深刻なニュースは全国ニュースに流れないようになってるのかな。
 増えまくったイノブタはどうなるんだろう。福島だけにとどまらず、野を越え山を越えて全国に散らばっていくのだろうか。
投稿者: 大澤義孝  | 日記

2016年01月20日

ガルパン劇場版

 ガルパン劇場版を観てきた。とてもおもしろかった。ガルパンは女子高生が戦車に乗って試合する(戦う)話。大人気みたいなので内容紹介は省略。戦車で戦えど誰もケガもせず死人も出ない、憎しみのないガルパンの世界は癒やされる。人のことはいえないけど噂通り観客のオヤジ率が高かった。女性客は少なかった。
 ところで私は深夜枠のアニメに出てくる女性キャラとか萌えキャラは全部「男の娘」みたいなものだと思っている。外見は女だし女性声優が演じているけど、それで表現されている人格は、男の中の女性性であって、女の中の女性性じゃない。オカルト的に言えば、ガルパンの女の子たちは、男のアストラル体(感情体)を描いたものともいえる。男性のアストラル体というのは実は女性なの。そして女性のアストラル体は男性なの。
 そして男性のアストラル体あるいは感情センターというのは、女性のそれにくらべると少し未発達なところがあって、未発達であるがゆえなのかどうかはちょっと微妙なところだけど、女性の感情に比べると単純だったり素朴だったり素直だったり従順だったり一途であったり清潔であったりする傾向がある。
 もうずいぶん前だけど自衛隊の観艦式を見学したことがあって、そのとき男の隊員たちが親切に艦内を案内してくれたり解説してくれたりするのだけど、彼らにはなんつーかものすごく素直で従順そうなオーラが漂っているのね。だから彼らがさわやかですごくいい人に思えたり、自分がひねくれてるような気がしたりするほど。そんな話を知人にしたら「そりゃおまえ、反骨精神旺盛な連中ばっかだと命令したって聞かないから軍隊として機能しないわな」と言われて、そりゃそうだと納得したのだった。そうなるように仕込まれているのね。
 この自衛隊員たちの従順さ素朴さってのが女性的だと思うんだな。だから隊員たちのアストラル体にふさわしい、それを表現するに忠実な形相を与えたとしたら、ガルパンのように少女たちが戦車に乗ることになる。(戦車じゃなくても戦闘機でも戦艦でも、鉄砲担ぐでもいいけど)。ただし男のアストラル体にふさわしい形相は、女子高生よりかさらに幼いんじゃないかと思う。小学生くらいかもしれない。いやいやミッフィーかシルバニアファミリーか。

 ところでガルパンと対極的なアニメで「弱虫ペダル」というのがある。自転車ロードレースで学校対抗で男子高生が競い合う話。たくさんのチームが出てきて競い合う。こっちは選手間のはげしい執念や確執や嫉妬が渦巻くドロドロした心理戦が描かれていて、これは婦女子たちに大人気だった(いまは「おそまつさん」に行っちゃったみたいだけど)。
 前述したのと同じ理屈で、この弱ペダに出てくる男の子たちは、実はタカラヅカ歌劇の男役みたいなものだと思うわけ。女性がもつ男性的なアストラル体を表現したもの。

 おおざっぱに深夜枠のアニメというのは、アストラル体とアストラル界の次元、つまり魂の次元に重心を置いて描いているのであって、物質界の現実なんかは描かれていないんだな。男女反転した世界が描かれていて、その意味において、深夜アニメは鏡の国の物語なのだ。
 そこを解さない人は、「女子高生が戦車を操縦するなんてありえない」などと野暮なことをいう。
投稿者: 大澤義孝  | アニメや映画

2016年01月02日

正月は寒卵酒

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 正月あけて仕込んであった寒卵酒(かんたましゅ)なるものを蔵出し。これは卵と砂糖と焼酎をまぜあわせ瓶につめて半年以上寝かせてつくる卵リキュール。梅を焼酎に漬けて作る梅酒はともかく、卵を焼酎につけるというのは常識外だ。はじめて存在を知ったとき、ちょっとキモチ悪いというか、腐ったりするんじゃないかという疑問がわいた。しかしなんか面白そうである。
 寒卵酒は大寒の日(1月20日ごろ)に採れた新鮮な卵を使って作る。そんなわけでもうそろそろ仕込みに適切な日が訪れる。

 私が仕込んだのは大寒とはほぼ正反対の6月。梅酒作りが終わったあとの勢いで。作るには一番不適切な時期。おいしいかどうかもわからないので、小さな瓶に少量だけ作り冷蔵庫に保管した。仕込み時点では超甘口卵酒。卵特有の生臭さも残っていて、バニラエッセンスをたらしたくなったがやめておいた。私は基本には忠実なの。
 焼酎(ホワイトリカー)は35度もあるし、冷蔵庫に入れておけばまず腐らないが、ほとんど熟成が進まないようだ。夏がすぎたあたりから室温で放置。熟成が急速に進みだし、黄色っぽい色は白っぽくかわり、しゃぶしゃぶしていたのはとろっとクリーミーに変化。さらにそのままお正月まで放置していた。

 熟成された寒卵酒はクリーミーでまろやかな甘さ。生臭みは消えている。卵本来の油分が乳化してまったりした味わい(これが寒卵酒の醍醐味だと思う)。牛乳で割ればきっとプリンの味になると思われる。だからして寒卵酒はプリンの味わいともちょっと違う。
 口あたりがよくてとくに女性には好まれると思う。ショットグラスでクイクイいけるが不思議と酔わない。

作り方

卵        3個
ホワイトリカー  225ml
グラニュー糖   100g

400〜450mlの寒卵酒ができる。
基本的には大寒の日に新鮮な卵を調達して作る。
全卵を割りほぐし砂糖をくわえよくまぜ、ホワイトリカーを少しずつ加えさらにまぜる。泡は除去する。瓶につめて密閉し、暗い場所で室温で寝かせ10ヶ月後に飲み頃。最初の何日かは毎日瓶をゆすってまぜる。

 本来はレシピの分量を8倍した量で作る。卵24個、ホワイトリカー1.8L、グラニュー糖800グラム。
投稿者: 大澤義孝  | 健康酒

2015年12月26日

アニオタは萌え天使を召喚してるのか

外国人アニオタ「聖夜だし二次元嫁と一緒にクリスマスを祝おう!」
モニターとご馳走を食べる海外勢が話題 【海外の反応】
http://www.all-nationz.com/archives/1048375544.html

 こういうのを見つけてしまった。これって完全に魔術の祭壇みたいなもんだよ。神や天使の偶像やテレズマティックイメージ(フィギュアや萌え絵)を飾り、供物と酒を捧げロウソクをともし(これらは火土風水の四大元素を象徴する)、想像の世界で強く思い描きアストラル次元に「力」を召還するんだな。アニメの物語は個々人の信じる神話体系。こういうのが本来の魔術だと思う。遊びとして自然発生するものだけど、実は本気の神遊びだったりする。
 彼らの祈りにより召還された萌え天使の力が、自らのエーテル体にまで降りてきたとき、きっと彼らはリアル彼女(や彼氏)に出会うに違いない。萌え絵はその背後にある力の表象にすぎないから、力が降りてきたとしても、もはやそれは二次元嫁の姿をしていないだろう。だけども本人にはわかるはず。
投稿者: 大澤義孝  | オカルト

2015年12月22日

冬至の忘年会

 とある出版社の忘年会に招かれた。ホテルの大きなフロアに200人以上いたかも。ここの出版社とはこれまで長いおつきあいがあるんだけど、いつもメールのやりとりだけで済んでしまうので編集者と直接会うのは数年ぶり。私は編集者の顔を忘れていて、見れば思い出すだろうと思っていたんだけどちっとも思い出せない。たぶん編集者も忘れているのかもしれない。向こうから声をかけられることを期待したがだめっぽかった。他の知りあいもいなかった。
 こまったなぁ、受付で聞くしかないかなぁなどと考えていると、社長や上役の話がはじまったので探すのはやめて、向学のために耳を傾けていた。
 「紙媒体は売り上げが減少方向にあってこれからは電子書籍だ」とか「今のホットな話題は機械学習(ディープ・ラーニング)」とかそんな話が印象にのこった。
 ディープ・ラーニングは次世代AIとして今注目を集めていて、長いこと鳴かず飛ばずだったAIの分野でのブレークスルーと言われている。私も最近耳にしたばかりで詳しいことは知らない。これまでのAIは、「AIと言いたいだけちゃうんか」というようなものしかしらない。たとえば名人棋士より強い将棋ソフトは知能をもっているといえるのだろうか。自動翻訳ソフトはどうかしら。歌う初音ミクは知能をもっているのかしら。Googleは知能をもってるのかしら。長年かけてバージョンアップしてきたそれらのソフトウェアはすごいとは思うんだけど、知能かどうかというと私は違うと思う。知能ってそもそもなんじゃらほいといったところが曖昧なまま、人工知能という言葉だけがこれまで一人歩きしてきたように見えるんだけど、ディープ・ラーニングはちょっと違うらしいんだよ。なわけで興味をもっている。
 次に紙媒体の本が売れなくなりつつある件。不思議というか残念というか。キンドルも使ってみたけど、あまりいいとは思えないんだけどなぁ。読みにくい、重たい、操作がギクシャク。いちいち充電が必要。線を引いたり書き込みもやりにくい。
 電子書籍のよい点は何百冊あっても場所を取らないことと、検索できることかな。ただし検索は使いにくいけど。それから薄暗いところでもバックライトで読めたり。
 そういえば、幽体離脱入門の電子書籍版がすでに販売されています。幽体離脱入門は読んでるところをあまり人に見られたくない本かもしれないけど、電子書籍だと他人に悟られにくくていいかもしれないよ。

 重役たちの話も終わり、再び編集者さがしを再開。途方にくれていたとき、偶然名刺交換の場に遭遇し、横目でチラ見したら「ああっ、みっけ」。ちょろちょろと話しをしたあと、昨日からあまり体調がよくないので義理ははたしたと早めにずらかりました。
投稿者: 大澤義孝  | コンピュータ

シュタインズ・ゲートと幽体離脱

 アクティブになれないままもう年末。お茶会も開かないままほったらかしてしまった。またそのうち……。
 しばらくロト6の過去データを解析に熱中していたのだけど、そのきっかけはシュタインズ・ゲートというアニメ(最初はプレステのゲーム)だったのよ。劇中で過去にeメールを送れる電話レンジという装置があって、それを使ってロト6の当選番号を過去の自分に伝えるという描写を見て、未来予測への挑戦というか、統計学や確率論の学習もかねて、ロト6を題材に思索を始めたのだった。
 シュタゲは再放送だったけど私はまだ観たことがなくて、何度か見てるうちにはまってしまった。昔の秋葉原が舞台で、今はもう消えてしまった店や景色が広がってノスタルジックな気分になったり。お話が以前ネットで注目を集めたジョン・タイターのネタにひっかけてあったりして面白かった。
 今から思うと、ジョン・タイターがネットに出現して、大きな注目を集めたのは、彼はそれまでにはなかった「世界線」という概念を携えて来たからだな。匿名ネットで未来から来たことを自称することはたやすいし、予言がまぐれ当りすることもよくある話。そんなのは昔からよくいる予言者とかわらない。ジョン・タイターはタイムトラベルにおける、時間と世界認識に対する新しい考え方を提示したところに真価があったんだと思う。世界線の考え方が科学かどうかは問題ではない。SFの方便としての「ワープ」も発明の一種と考えられるが、世界線もそれと同じこと。

 シュタゲの物語が進むにつれて電話レンジはさらに改造されて、意識を過去に送れるようになる。つまり今の自分の意識と記憶が、過去の自分の脳に転送できる。それが意味することは、つまり自分が過去に戻れるということ。非物質的な意識と記憶の転送だから、タイムトラベルの話につきものの親殺しや自分殺しのパラドックスは起きない。主人公の岡部倫太郎は、何度も何度も世界線を横断しながら過去に戻っては人生をやり直す。
 過去の自分の体に戻ったといっても、世界線が変わっているから、前とまったく同じ人生が展開するわけでもないが、大筋では決まっていてどうしても岡部が愛する人は死んでしまったりする。過去に戻ったとき、それまで続いていた世界はどうなってしまうのかとか謎は尽きないんだけど、自分の意識と記憶だけが、次々と異なる時間軸と状況下にある自分の体に乗り移っていく体験を岡部は繰り返す。通常は世界線をこえたとき、記憶が継続しないのだけど、岡部は特異体質で継続し、渡り歩いた他の世界線の記憶をすべて保持している。
 こういうリアリティって、幽体離脱そっくりだ。体脱してまったく別の世界にほりこまれる。そしてしばらくその世界で活動したあと、また別の世界に移動したり。五感すべてが一気に別チャンネルに切り替わるのは、実はかなり面倒なもので、それまで自分が考えていたとを忘れてしまいやすい。しかし注意深くしていれば、記憶は継続される。
 岡部の視点から見た電話レンジによるタイムトラベルは、夢にとてもよく似た経験ともいえる。意識と記憶を過去の自分の体に送るというのは幽体離脱体験と主観的にほとんど同じ。幽体離脱も意識と記憶を肉体そっくりのアストラルエーテル体に送っていると考えればいい。送られた先の世界が、過去だろうと未来だろうと、見知らぬ場所だろうと、それが本人にとってはほかならぬ今だし、その世界が現実同様のリアリティをもってるなら現実とは区別はつかないしそれが現実なのだ。ただし幽体離脱は元の世界線に戻ってくるけどね。多分……そう……多分。
 幽体離脱したあと知らぬうちに別の世界線に飛び移っていて、もどった先は別の世界線上にある自分の体ということもありそうな話しだったりする。しかも記憶を保持することに失敗し、移った先の世界線での記憶に書き換えられてしまったら、もはや確認することは不可能だ。
 電話レンジはただのおはなしだけど、幽体離脱は現実に自分の身に起きる体験であり現象。誰しも人生に十回くらいは経験してみて欲しいものだ。幽体離脱を経験すると、シュタゲを見る視点も変わってくるのではあるまいか。

 アニメの中ではおなじみのタイムトラベル。その起源はH.G.ウエルズの小説「タイムマシン」だけど、今のは相対性理論や量子論から導かれた世界解釈が元ネタになっているようだ。相対論も量子論も、昔勉強したきりでだいぶ忘れているので、あらためて本を読み直した。タイムトラベルの可能性の根拠について書かれた本も物色。
 現代の物理学でもタイムマシンは研究されている。ブラックホールになる一歩手前の中性子星を二つ用意してワームホールを作るとか、光速で何年も飛び続け戻ってくるとか、銀河系一つ分のエネルギーが必要とか、とにもかくにも巨大なエネルギーが必要らしい。一万年後も実現はされていないだろう。
 タイムマシンが研究されている本当の理由は、タイムマシンを実現するためではなく、それが実現できないことを証明するためだという。親殺しのパラドックスを例に出されれば、誰もがやっぱりなんかおかしいと感じてしまう。「難しい数式のことはわかんねぇけどさ、そんなのありえねぇよ」と誰もが明証で答える。
 しかしアインシュタインの方程式通りならタイムトラベルが可能という答えに行き着く。いやいやそんなわけあるまいというわけで研究されているんだって。
投稿者: 大澤義孝  | アニメや映画

2015年10月17日

アマテル掲示板が復旧しました

 これまで何度か指摘はあったのですが、どうにもこうにもめんどーくさくて放置してしまっていたのですが、やっとこさアマテルの掲示板が復旧しました。ここ二三日のあいだに、「アマテルが動かんインストールできん」と三人ばかりからメールが届いてしまったんですが、なぜにこの時期に立て続けなのかはわからんです。それで重たい腰をあげて掲示板を復旧させたのだけど、作業は10分もかからず終わった。
 いったんそのテーマから引き上げてしまうと、記憶がばぁーと頭から抜けていってしまうのよね。ちょっとさわれば記憶も取り戻すんだけど、忘れた状態から再度思いだそうとする行為はみょうに不快で嫌気がさすものだったりする。で、ずるずると放置してしまう。いかんすね。
投稿者: 大澤義孝  | 占星術ソフト・アマテル

2015年09月30日

玄米ご飯ウマー!

玄米ごはん.jpg
 ひさしぶりに玄米ご飯を炊いた。かれこれ十年ぶりくらいかもしれない。腰もなおってヨガを再開したら食べたくなった。奮発して魚沼産コシヒカリの玄米にしたんだけど、うまいことうまいこと。ごま塩と漬け物がすこしあればもうおかずがいらない。こんなにうまかったかというくらいうまかった。米もよかったんだろうけど。これにくさやの干物がついたら涙がでるくらいうまいにちがいない。
 玄米は生きていて発芽する能力を保っている。生きてる米を炊くので白米とは鮮度が違うのよね。炊きあがった玄米ご飯には、まだ米のエッセンスが残っているんだな。米の魂が残っている。ひさしぶりに食べると、体にしみこむような滋養があるのがわかる。(毎日食べてると当たり前になっちゃうけどさ)。
 玄米食を続けるといいことがいくつかある。(白米から玄米ご飯に替えるだけでおかずは今まで通り)。食物繊維が多くて腹の調子がとてもよくなる。白米より腹持ちがいい。無駄な脂肪が少し落ちてダイエットになる。疲れにくくなる。
 私が玄米を炊くときは、いつもフィスラーの圧力鍋とカムカム鍋のセットでガス火で一時間くらい。たくさん炊いても少量炊いても、いつも安定して失敗なく、やわらかくモチモチふっくら香り高く炊きあがる。玄米は炊き方によっておいしさに大きな差がでるので道具選びが大切。
 玄米ご飯の唯一の難点は、冷めると美味しくないこと。こんなまずいものがあるかってくらいまずいのよね。
毎食ごとに食べるぶんだけガス火で炊飯。毎日つづけるのは私には面倒すぎる。
投稿者: 大澤義孝  | コメント(0)  | 食べもの